北欧の布あそび

私がランチを作る理由

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先日のラジオで私がスウェーデンで通っていたフォルクホーグスコーラン(国民学校)についてリポートさせてもらいました。
私は本当にこのスウェーデンのフォルクホーグスコーランで学んだことは一生の宝物だと思っています。
この学校、一言で説明するのは難しいのですが、さまざまなコースがあります。
私が通ったのは・・・

・織物クラス
・テキスタイルテクニッククラス

の2つで計1年半ぐらいでしょうか?このような学校はスウェーデンの各地にあります。フォルクホーグスコーランではないけれど日本の人々に有名なのはダーラナ地方にある「セーテルグレンタン」やエーランド島にある「カペラゴーデン」などでも木工・織・衣装・陶芸・園芸などそれぞれの学校の特色を出すコースが設けられています。

(上のランチの写真は私が夏期講習に行ったセーテルグレンタンでの昼食風景)

そういう学校ではとにかく学ぶ環境が整っています。学費は無料、(セーテルグレンタンやカペラゴーデンは有料)、クラスは少人数、ランチ・フィーカ(コーヒータイム)付き(希望者は寮に入ることができその人たちは朝食・夕食も付いています)、そして当然それぞれ専門の先生が付いています。
織物のコースをとっていたとしてもデザインや将来美大などを受験する時に必要となるようなデッサンのクラスや洋服づくりの基礎、デザインの基礎などを学ぶ時間も組み込まれています。
個人的な作品制作だけではなく時にはグループワークも必修です。デザインの勉強になるような遠足もあり、時には泊まりで行ったりもします。

そして、どの学校もとても自然が豊かなところにあります。言い換えれば他にすることがないくらいに作品作りや勉強に没頭出来る、ということ。

私が通っていたのはヨテボリから電車とバスを乗りついで1時間半ぐらいかかるÅsa(オーサ)という町にありました。海が近くて小さなサマーハウスが数多くある静かな海辺の町です。

ここで学んだことは数知れません。すべて生徒の自主性がとても尊重されています。生徒のほうも自分から選んで学びたくて入った学校。みんなとても一生懸命です。それがとてもよい相乗効果を呼び次から次へと創作意欲が湧いてくるのです。学校は基本的に毎日8時半ごろ~16時まで(だったと思う・・・9時からだったかも)
でも早く来たり、遅くまで残っても教室での作業ができるので私もほぼ毎日のように早めに行き、遅くまで残っていました。本当に次から次へとやりたいことが出てくるのでみんな義務ではないのに作業しています。

こんなに作業に集中できるのは「そこに行きさえすれば必ず集中できる」環境があったからこそです。

例えば、家で作業しているとついつい「洗濯機回しながらやろう」とか「ついでにお皿を洗っておこう」とか小さなことに気を取られたりしませんか?
それは結局雑念となり、集中できずなかなかはかどらないのです。
主婦の方は特に朝からやることてんこもり・・・。なかなか洋裁なんて・・・と思うかもしれません。

私はスウェーデンの学校で学んだ、「ここに来さえすれば集中できる」という環境を少しでも提供できれば、という思いから平日グループレッスンの1部はランチ付きレッスンにしています。そして集中してもらうことができれば実際は2時間半程度の作業でもすごく身につくと思うのです。またグループレッスンでほかの人の作品を見ることでよい刺激をもらえます。

いつかこんな思いが皆様に届くといいな、と思います。
それがお世話になったスウェーデンでの学校や先生たち、クラスメートへのせめてもの恩返しだと思うのです。

http://knyta.jp/
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by rosagris | 2012-02-21 21:04 | 料理

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